投稿日: 2017年01月01日
あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
昨年は申年ということで、世の中の常識を覆すような出来事が多々ありました。
本年は酉年ですが、「とり」は“とりこむ”と言われ、商売などには縁起の良い干支でもあります。
弊社は今年創業15周年を迎える年でもあり、私たち社員一同も、15年の節目に初心にかえり
「お客様に喜んで頂く」という基本に立ちかえって、地道に、ひとつずつ、目の前のできること
から取り組んで参りたいと存じます。
さて、建設業界では五輪関連施設整備の本格的な槌音が高まる年であり、同時に技能労働者の
高齢化が進む一方で、若年者の入職が少ない現状の打開も求められる。担い手の確保・育成が
重要課題になる年と考えます。
社会情勢においても、社会保険未加入対策や建設キャリアアップシステムなど、担い手の確保・
育成に向けた動きが一気に加速する。若者をひきつける魅力ある産業へ業界が一丸で大きく
飛躍する転換期になるのではと考えます。
ただ社会情勢に流され社員として雇用すれば、仕事が少なくなったとき解雇できず、技能労働者
が足りないからといって、大幅に増やすこともできない、判断の難しい苦悩の1年となります。
弊社では多能工や他職種との協業も選択肢と考え。後工程の職種を覚えさせることで、職人の
仕事のない状況を回避する。新築工事が減少していく中で、リニューアル、リフォーム分野の
仕事を身につけさせることで、主職種の仕事の減少分を補う取り組みを進めて参ります。
いずれにしても、4年後、5年後を見据えた勝負の1年になりますので、協力業者の皆様
今年もよろしくお願いします。
新しい年が更に良い年になるよう祈念致しまして、私の新年の挨拶とさせていただきます。
平成二十九年 元旦
株式会社アーキプロット
代表取締役 下谷 竜磨
社員一同