• 住宅の気密性

    投稿日: 2022年11月25日

    設計業務未経験から入社した私が建築についてご紹介するブログです!

     

    第18回では住宅の気密性についてご紹介します。

    例えば気密性が低い住宅だと隙間から外気が入ってくることで

    暖房をつけているのに足元だけ寒いなんてことが起きますが

    気密性の高い住宅では隙間風が入って来ず、

    せっかく暖めた空気が逃げていくということも起きないため

    快適な温度を保てます。

    しかしここまで読んで「気密性を高めて空気の出入りが少なくなるということは、

    息が詰まる家になってしまうんじゃないか?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

    確かに隙間をできるだけ小さくしているので空気がこもりやすくなる傾向にありますが

    設置が義務付けられている24時間換気システムで計画的に空気を入れ替えることにより

    そういった心配もいりません!

    最近外が寒くなってきましたが、自宅にいるときは暖かくストレスなく暮らしたいですよね。

    それには住宅の気密性を高めることが重要となってきます。

  • 小荷物専用昇降機

    投稿日: 2022年11月15日

    小荷物専用昇降機とはいわゆるダムウェーターのことです。
     
    建築確認申請は建築物の他に工作物(煙突や広告塔、擁壁等)や
    建築設備にもあって、
    それぞれ確認申請が必要な種類や規模が決まっています。
     
    平成28年6月1日より、小荷物専用昇降機も確認申請が必要となっています。
    しかしほとんどの場合メーカーがやってくれるので出し忘れたり
    どうやって出せば良いか?等悩むことはないですが、
    確認申請で審査される決められた構造のものでないと設置は出来ません。

    小荷物専用昇降機とはカゴの面積1㎡以下かつ高さ1.2m以下のもので
    出し入れ口の下端が床面より50cm以上の位置にあるもの
    いわゆるテーブルタイプ
    (飲食店等で食器を運んだりする簡易的なものが多い)

               

    は確認申請は不要となります。

     
    そうではないフロアタイプ
    (倉庫等で台車ごといれて運んだりすることが多い)

                 

    の場合は、メーカーがきちんと確認申請をしてくれるかどうかを確認しておく
    必要がありますので注意が必要です。

  • リノベーションとリフォーム

    投稿日: 2022年11月14日

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    第17回ではリノベーションとリフォームの違いをご紹介します。

    最近よく聞くリノベーションという言葉ですが

    リフォームと同じような意味だと思われている方がいらっしゃるかもしれません。

    それぞれどういう内容なのかご紹介していきます。

    まずリノベーションについてです。

    英語の「renovation」は「革新」や「刷新」を意味していて

    例を挙げると、キッチンを高機能のものに入れ替えたり

    間仕切り壁をなくして部屋を広くしたりなど

    既存の建物に新たな機能を増やすような+αの工事を指します。

    またリノベーションはフルスケルトンにするなど、

    大規模な工事を行う事で自分の理想を工事内容に盛り込みやすいメリットがありますが

    規模が大きい分、工事期間が長かったり費用がかかるなどのデメリットもあります。

    次にリフォームについてです。

    英語の「reform」は「改正」や「改良」を意味していて

    例を挙げると、壁紙の張り替えやユニットバスの入れ替えなど

    老朽化したところを元の状態に回復する工事を指します。

    またリフォームは比較的工事期間が短く済むことや費用が安く済むため

    「+αの機能は求めないから新築当時の住み心地に回復したいな」と考えられている方には

    合った工事だと考えられます。

    リノベーションとリフォーム、費用などを天秤にかけて

    どちらがよりご自身の理想に近づくか検討されてはいかがでしょうか。

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