• バリアフリー

    投稿日: 2022年09月22日

    バリアフリーという言葉、一度は耳にしている方が多いと思います。
    高齢者や障がいのある人などが社会生活をしていく上で
    障壁(バリア)となるものを取り除く(フリー)こととされています。
    具体的には、スロープ等を設置し段差を無くしたり
    点字タイルを設置したりといったものがあります。
     
    不特定多数の人が利用する施設を造る場合、
    高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)という法律があり
    バリアフリー化が義務付けられていますが、
    上記、バリアフリー法はある程度大きな床面積のものに限られています。
     
    街中のそんなに大きくないコンビニや店舗でも点字タイルやインターホンが
    設置されているのを見たことがないでしょうか?
    あれはバリアフリー法という法律に基づいて各行政庁が
    比較的規模が小さいけども不特定多数の方が利用する建物について
    条例で独自に定めている決まりに沿って設置されているものになります。
    ですので、各行政庁に依って対象となる建物の用途や規模、
    バリアフリー化のルールが少しづつ違っていたりします。
    しかし元にしているバリアフリー法は同じなので
    そこまで大きな違いはないですが、実際に計画するときには
    建設地のバリアフリー条例を確認するのは必須です、
    大阪がこうだったから京都もこうだろう的な感じで計画を進めてしまって
    大幅な変更が必要になる可能性もあるので注意が必要です。

  • 定礎

    投稿日: 2022年09月10日

    設計業務未経験から入社した私が建築についてご紹介するブログです!

    第14回では街中で見かける「定礎(ていそ)」とは何かご紹介します。

    ビルやマンションの入り口付近でたまに見かける定礎の文字…
    あれって一体何なんだろう?と思ったことはありませんか?
    どういう意味で何のために設置されているのでしょうか。

    まず、定礎とは着工の際に礎石を据えることを指しています。
    この習慣は古代ローマの頃からあり、当時石造りの建物が多かったため
    着工時に礎に印をつけ工事の安全や建物の反映を祈る定礎式という文化がありました。
    日本には明治時代にこの習慣が取り入れられて広まったと言われています。
    ただ現代では着工時に定礎式ではなく地鎮祭が行われることが主流となったため
    竣工時にその日付を彫った定礎石(またはプレート)を設置する形式のみが残っています。
    ただ、設置に義務はありません。

    実は定礎石はただ設置されているだけではなく
    定礎箱といって箱状のものが壁に埋め込まれている場合があります。
    そこには何が入っているかというと、
    土地を守るお札や施主、建築会社の資料、
    他には設置時の新聞や当時流行しているものを入れることもあるようです。
    まるでタイムカプセルですね!

    そんなことを知ると、定礎の文字を見るたびに
    中に何が入っているんだろう?開けてみたい!と思ってしまいますよね!
    しかし定礎箱を開けることができるのはその建物を取り壊すときだけなんです。
    建物によっては何十年、百何年と開けられることはないんですね。

    今後、街で定礎の文字を見かけたときは
    そこに彫られた日付からその建物の歴史に馳せてみるのも
    ロマンがあっていいかもしれません。

  • 洗い出し

    投稿日: 2022年09月02日

     ウチの玄関の床仕上は洗い出し仕上です。

             


    洗い出し仕上とは、コンクリートやモルタルが乾く直前に表面を水で洗い流し、
    中に含んだ砂利を浮き出させた仕上で、最近では上塗りタイプのものもあり
    洗い出しといえば和風のイメージですが、砂利の色、形、大きさで色々なタイプが
    あり、和風だけでなく色んな家に合せることも可能です。
         

    風合いがあり、滑りづらく、
    汚れも目立たず(仕上げる色に依りますが)水洗いも問題ないので
    掃除がしやすいです。
    施工費も高いという印象があるかもしれませんが、余程広い玄関でない限り
    面積的にそれほど大きい金額にはなりません。
    お家の玄関の床の仕上といったらタイルと決めつけてしまわず
    洗い出しも含め色々な選択肢を検討してみるのも良いかと思います。

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