投稿日: 2022年09月22日
バリアフリーという言葉、一度は耳にしている方が多いと思います。
高齢者や障がいのある人などが社会生活をしていく上で
障壁(バリア)となるものを取り除く(フリー)こととされています。
具体的には、スロープ等を設置し段差を無くしたり
点字タイルを設置したりといったものがあります。
不特定多数の人が利用する施設を造る場合、
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)という法律があり
バリアフリー化が義務付けられていますが、
上記、バリアフリー法はある程度大きな床面積のものに限られています。
街中のそんなに大きくないコンビニや店舗でも点字タイルやインターホンが
設置されているのを見たことがないでしょうか?
あれはバリアフリー法という法律に基づいて各行政庁が
比較的規模が小さいけども不特定多数の方が利用する建物について
条例で独自に定めている決まりに沿って設置されているものになります。
ですので、各行政庁に依って対象となる建物の用途や規模、
バリアフリー化のルールが少しづつ違っていたりします。
しかし元にしているバリアフリー法は同じなので
そこまで大きな違いはないですが、実際に計画するときには
建設地のバリアフリー条例を確認するのは必須です、
大阪がこうだったから京都もこうだろう的な感じで計画を進めてしまって
大幅な変更が必要になる可能性もあるので注意が必要です。