投稿日: 2021年01月22日
住宅の基礎の役割としては、
・建物の荷重や外力(地震や風)などをバランス良く地盤に伝える。
・地面の湿気から建物を守る。
ということが挙げられます。
今回、採用しているのはベタ基礎と呼ばれる床下全体にコンクリートを打って作る基礎です。
建物の荷重などの力が面として伝わる為、地盤への負荷が分散され不動沈下が起こりにくく、
またコンクリートで床下を覆っている為、
シロアリの侵入も防ぐことができ、地面からの湿気も入りにくいメリットがあります。
工程はまず基礎の形に合わせて地面を掘り、砕石を敷き、転圧して地盤を固めます。
地面から基礎に湿気が流入しないように防湿シートを敷き込み
墨出しや型枠の固定の作業をし易くするための均しコンクリートを打設します。
ここまでが配筋、コンクリート打設等の本格的な基礎工事の準備段階の地業工事になります。