投稿日: 2021年05月19日
設計業務未経験から入社した私が設計課に所属し日々業務に務める中で、
「このお仕事をしていなかったらきっと知らなかったなぁ…」と感じた
建築の専門用語をご紹介していきます!
第4回では「建築確認申請」についてお話しします!
建築確認申請とは、一部地域や規模を除き
建築物を新築や増改築、大規模修繕・模様替するときに建築関係法規に適合しているかを
建築主事や指定検査機関へ設計図書などを提出し内容の確認を受けることです。
建築関係法規に適合していることが確認されると確認済証が発行されます。
法適合を証明する書類ですので、確認済証が発行されないと建築工事を始められません。
では建築確認申請の流れをご説明します。
①提出するための必要書類や設計図書を作成します。
②作成した建築確認申請書類一式を建築主事又は国交省等から指定を受ける検査機関へ提出します。
③チェックの上指摘された事項について審査先と協議を行ったり図面などを修正します。
④協議、修正を終えた書類にて申請を受け付け、確認済証が発行されます。
⑤着工!
建築確認申請の提出から確認済証の発行までにはおよそ1か月ほどの期間がかかります。
そのため着工時期から逆算して建築確認申請の準備をする必要があるんですね。
着工してからも建築物の規模によっては中間検査があったり
建築確認申請で許可が下りた内容で本当に工事ができているか?
ということを確認するための完了検査があります。
これらを受けてようやく工事完了!となります。