投稿日: 2024年04月12日
設計業務未経験から入社した私が建築についてご紹介するブログです!
第33回では室内窓について説明します。
まず、窓と聞くと室内外を仕切るものを想像すると思いますが
室内窓は名前の通り室内を仕切る窓を指します。
ここではどんな特徴があるのか紹介していきます。
室内窓の最大のメリットは空間の閉塞感が緩和される点です。
部屋を仕切る壁に室内窓を設置することにより隣の部屋が見え、
奥行きが感じられて解放感が演出されます。
おしゃれさは出したいけれど見えすぎるのはちょっと…という場合には
すりガラスにするのも良いでしょう。
また、暗くなりがちな廊下とリビングを室内窓で仕切ることによって
リビングの光を取り込むこともできます。
他には家族がそれぞれ別の部屋にいても様子が見えるため
コミュニケーションがしやすくなるというメリットが挙げられます。
例えばリビングとキッチンを仕切る壁に室内窓を設置すると
キッチンで料理をしながらもリビングにいる家族と会話ができるので
家族間のコミュニケーションを重視されている方にもおすすめです。
しかし、室内窓の設置を検討する際には
事前に家具の位置を決めておく必要があります。
せっかくの室内窓を取り入れても、
棚の位置と被ってしまうと家具の裏側が見えてしまっておしゃれさが半減してしまいますよね…
室内窓って何?室内を仕切ることで何か意味があるの?と感じられたかもしれませんが
うまく取り入れることによっておしゃれで賑やかな部屋づくりに活きてきます。