4号特例縮小と省エネ義務化

投稿日: 2022年06月27日

2025年に全ての住宅の省エネ基準適合義務と4号特例の縮小の法案が

衆議院を通過し今年度の国会で成立する見込とのこと。
4号特例とは延べ面積500m2以下や2階建て以下などの条件を

満たす木造住宅は、建築確認の際の構造審査が省略されています。
4号特例の縮小に関してはほとんどの住宅が該当する4号建築物の構造審査が

されて来なかったのは疑問であったし設計とは名ばかりの

名義貸しのような建築士しかいない業者が横行するような事態を許してきた温床なので、

きちんとした準備や移行期間をとるのであれば短期的には業務量が増える等

あるかもしれませんが長期的にみれば歓迎すべきことだと思います。
ただ省エネ基準の義務化に関してはどうなんでしょうか、

大雑把な話しになりますが、
省エネ推進するために今まで省エネ住宅にすると得ですよ的な補助事業をしてきていましたが、

それが思うように持続効果が出なかったので世の中の風潮を背景に義務として

押し付けてきたように感じると言うのは言い過ぎでしょうか?
こういう流れって確実に着工数は減少の方向になりますよね、

何か政治の持って行き方が下手くそだなあと思わずにはいられません

(決して省エネ化に反対している訳ではありません、むしろそうしていくべきと思っていますが進め方がねえ、、、)

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