投稿日: 2021年03月12日
建物の骨組みを1~2日間で組み上げる作業の事で、一気に建物の形が立ち上がるので
とても圧巻です。
土台の上に1階の柱を建て、梁や胴差といった横架材を組み立てます。
土台と柱は計算によって出したその柱に掛かる引き抜き力の大きさにより
ホールダウン金物やL字の金物で緊結します。
梁や胴差の接合は、仕口と呼ばれる木材の加工した形状をはめ込んでいき、
羽子板ボルトという金物で補強します。
その次に2階床の設置を行います。
剛床工法と呼ばれる床下地合板に造用合板厚み24mm以上を用いて剛性を高めて、
根太(床を支える補強材)や火打ち材(床の角に設ける斜めの材)を省略することができます。
その後2階の柱を設置し、
今回は屋上+塔屋ということで2階屋根にも床を設置し手摺壁の柱を設置します。
同じように塔屋も組み上げていきます。