投稿日: 2021年11月26日
「3階建て木造住宅、規制緩和で建てやすく…省エネ住宅普及を後押し」
という記事が出ていました。
つまり、今まで木造で高さが13mまたは軒の高さが9mを超える場合は構造適合性判定という
申請を確認申請と共に申請する必要があったものが、高さの規制を13mから16mまで緩和するというものだそうです。
省エネ住宅では床に断熱材を敷いたり天井裏に空調換気用のダクトを敷設したりして
高さが高くなる傾向にある為手続きに係る期間や費用の負担を減らし建てやすくしようというものだそうです。
しかし、住宅系の用途地域であれば構造適合性判定の負担より以前に斜線制限等の高さ制限の方が問題になることが
多くそもそも3階建てが建てれないもしくは3階部分が狭くなることが多く、
上記の緩和は駅前等の商業地域の場合に適用出来る感じになるのかという感じですが、
建物の安全性に係わることがその他の要因を理由に緩和するというのは問題があろうかと思うのと、
駅前の便利な立地であればマンションの方が選択肢としては大きいでしょうし
昨今では平屋建ての人気があり注目されていたり、老後生活へ向けてのバリアフリー化等の重要性等を考えると
なんか少しずれている感じもする規制で
住宅を建てやすくするというのであれば住宅系の用途地域の規制の緩和や現在のウッドショック等の構造的問題を解決する
方策を立てることの方が重要ではないかと思います。
投稿日: 2021年11月19日
こんにちは。
本日は弊社Yahooショップで取り扱いさせていただいております
サバイバルフーズについてです。
過去のブログでもご紹介させていただいておりましたこちらの商品ですが、
先日テレビで紹介されたこともありメーカー様から欠品のご連絡を受けており
一部商品についてはご注文いただけない状況となっておりますが
在庫が復活次第改めてご報告させていただきますので
今しばらくお待ちください。
実は私もリアルタイムでテレビの紹介を見ており、
その後防災リュックに入れている保存食の賞味期限を確認すると見事に切れていました…
そんなこともあり、25年保管できるというのは長い目で見ると魅力だなあと感じました。
一部商品については在庫がございますのでご興味のある方はぜひショップをご覧いただければと思います。
投稿日: 2021年11月09日
以前省エネ基準適合義務化の記事を書いたように住宅の断熱性能が非常に重要で快適な住空間を
得るためには欠かすことのできないものです。
その中でも窓は一番熱の出入りが多く断熱性能においては窓は重要です。
窓のガラスはガラスが2枚になったペアガラスで中に金属膜が入っているものをLow-Eペアガラスといいます。
現在では住宅の窓は単板のガラスではなくほぼこのLow-Eペアガラスが使われています。
この中に入っている金属膜は太陽の紫外線などの放射熱をカットする役割があります。
外側のガラスに金属膜をコーティングするタイプのものを日射遮蔽型
内側のガラスに金属膜をコーティングするタイプのものを日射取得型といいます。
この二つの使い分けですが、
一般的には北、西、東面の冬場の熱の取り込みを期待しない窓には日射遮蔽型にし、
夏場の日差しを遮ります。
冬場に熱を取り込みを期待する南面には日射取得型を使用します。
南面も夏場の日差しを遮る為に日射取得型にした方が良さそうに思いますが、
一般的に冷房費よりも暖房費の方が高い為、冬場に熱を取り込む方が効率的です。
では日射取得型の南の窓は夏場どうするかといえば、
窓の外側に庇やシェードで日差しを遮るように建築側で対応します。
夏の太陽高度は冬の太陽高度より高い為、冬の日差しを遮ることなく、庇等で夏の日差しを遮ります。
日射遮蔽型と日射取得型では金属膜の位置が違うだけなので金額的なものは変わりません。
日射遮蔽型と日射取得型を上記の一般的な使い分けを理解し、部屋の使い方や地形的なものも加味して
どちらにしたら良いか考え設置することでより効率的に省エネルギーが図れます。