投稿日: 2022年11月14日
設計業務未経験から入社した私が建築についてご紹介するブログです!
第17回ではリノベーションとリフォームの違いをご紹介します。
最近よく聞くリノベーションという言葉ですが
リフォームと同じような意味だと思われている方がいらっしゃるかもしれません。
それぞれどういう内容なのかご紹介していきます。
まずリノベーションについてです。
英語の「renovation」は「革新」や「刷新」を意味していて
例を挙げると、キッチンを高機能のものに入れ替えたり
間仕切り壁をなくして部屋を広くしたりなど
既存の建物に新たな機能を増やすような+αの工事を指します。
またリノベーションはフルスケルトンにするなど、
大規模な工事を行う事で自分の理想を工事内容に盛り込みやすいメリットがありますが
規模が大きい分、工事期間が長かったり費用がかかるなどのデメリットもあります。
次にリフォームについてです。
英語の「reform」は「改正」や「改良」を意味していて
例を挙げると、壁紙の張り替えやユニットバスの入れ替えなど
老朽化したところを元の状態に回復する工事を指します。
またリフォームは比較的工事期間が短く済むことや費用が安く済むため
「+αの機能は求めないから新築当時の住み心地に回復したいな」と考えられている方には
合った工事だと考えられます。
リノベーションとリフォーム、費用などを天秤にかけて
どちらがよりご自身の理想に近づくか検討されてはいかがでしょうか。