投稿日: 2023年08月28日
設計業務未経験から入社した私が建築についてご紹介するブログです!
第28回では和室について一緒に考えてみましょう!
これから新築の住宅を建てようと考えたときに自分の理想の家にはどんな要素があったらいいかと想像されると思います。
その中でもしかしたら「和室を取り入れようか?」という案が浮かんでくる方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは和室のメリットデメリットを紹介していきます。
初めにメリットとしては「様々な使い道がある」という点が挙げられます。
和室といえば畳のイメージがあると思いますが、畳はフローリングに比べて
柔らかいという特徴があり
転んでもあまり痛くないため子ども部屋として利用できます。
上記の特徴から寝室としてもよく利用されます。
他にも畳には調湿性があるため心地よく過ごすことができますよ!
次にデメリットとしては「畳がへこんだり傷がつきやすい」という点が挙げられます。
畳の上に家具を置いているとその重たさで跡がつきやすく、また家具の移動で擦れて傷がつくこともあります。
他にも子どもやペットが障子を破ってしまう可能性も考えられます。
そのため綺麗な状態を保つためには交換が必要となる場合があります。
投稿日: 2023年08月17日
耐震性と耐久性について
耐震性は、地震に対する建物の強さを表す言葉です。
耐震性が高い建物は、地震で強い揺れでも壊れにくくなります。
建物の現時点(新築時や調査時)の地震に対する強さを表すことが一般的で、
通常は建物の劣化によって耐震性が徐々に低くなっていきます。
耐久性は、年月の経過によって傷みの進みにくさを表す言葉です。
耐久性が高い場合は、長い年月が経過しても、新築とあまり変わらない性能を保てます。
住まいの強度に限らず、防水性や断熱性や気密性などさまざまな部分に当てはまる言葉です。
初期の性能を長く保てるか否かを示す言葉なので、構造材、外壁、内装、基礎、設備など
色々な部分に当てはまります。
住宅の耐震性能を考える場合、耐震性が高いだけでなく耐久性が高いことが大切です。
住宅を新築した直後は、現在の基準で作った建物であるならば高い耐震性能を確保していると言えます。
しかし住まいを建ててから時間が経つと、だんだんと色々な部分が傷んできます。
耐震性を確保する為に重要な構造部分や金物部分も、だんだんと劣化します。
重要な構造部分が劣化すれば、住まいの耐震性もだんだんと下がってくることになるので注意です。