投稿日: 2021年04月16日
工程紹介、少し間隔が空いてしましましたが、今回は外壁工事です。
外壁通気工法と呼ばれる建物の構造体とサイディングなどの外壁材との間に外気が流れる層を
つくることによって、壁内の湿気を外部に放出し、内部結露を防ぐ工法です。
柱と柱の構造体間に耐力壁の箇所はダイライト、その他の箇所は合板を張り
窓台部には先張りの防水シートを端部から水が浸入しないようにコーナー部もしっかり立上げて敷き込みます。
ダイライト、合板の上に透湿防水シートを決められた重ね代をとって張っていきます。
その上に通気胴縁といわれる15mmx45mmの角材を取り付けます。
今回は外壁サイディングが横張なので縦方向に胴縁を取り付けます。
この時、窓枠と胴縁の間は30mm程度あけておき空気の通り道を塞がないようにしておく必要があります。
外壁の足元の水切りから空気が入り、
軒下換気口や
オーバーハング金物、
外壁上部の笠木金物から空気が抜けて壁体内の湿気を外部に放出し内部結露を防ぎます。