投稿日: 2021年03月26日
先日のブログの省エネ性能の説明義務化で「省エネ基準に適合するのが義務ではなく、説明が義務化する」ということをお伝えしました。
4月改正の内容に変更はないものの、将来省エネ基準適合義務化を早く進めないといけないという提言があったという記事です。
住宅・建築物の省エネ基準適合 全面的な義務化求める/河野行革相のTFが国交省に法改正提言
省エネ基準適合は確かに地球環境に対しても、住環境の快適化においても最速進めて
いくべきことだろうということに関しては異論をはさむ余地はないだろうとは思います。
しかし、それは確実にコストという面において消費者に跳ね返ってくることであり、
そのことにより家を持ちたい人がイニシャルコストにおいて断念したり二の足を踏まざるを得ないことにならないようにもちらん住宅会社としてコストダウン等の努力をすることは当然としても補助や助成金といった下支えの法整備も併せて検討頂けることを願います。
この提言をしているのが河野太郎大臣なので、捺印廃止の時のようにスピード感を持って進められることが予想されるだけに、そういった影響も考慮して進めて頂きたいと思います。
投稿日: 2021年03月23日
はじめまして!
設計業務未経験から入社した私が設計課に所属し日々業務に務める中で、
「このお仕事をしていなかったらきっと知らなかったなぁ…」と感じた
建築の専門用語をご紹介していきます!
まず「用途地域」についてです。
地域の用途を定めて、建物の用途や規模を制限するという役割があります。
定められる用途ですが
「住居系」「商業系」「工業系」の大きく三つに分けられます。
住居系は第一・二種低層住居専用地域、第一・二種中高層住居専用地域、第一・二種住居地域、準住居地域、田園住居地域
商業系は近隣商業地域、商業地域
工業系は準工業地域、工業地域、工業専用地域
と十三種類の地域に細分化されています。例えば、住居系の地域では規模にもよりますが店舗の建設が規制されていたり
一部の住居系・工業系の地域ではホテルや旅館が建設できなかったり…と
規制することで無秩序な建設やまちづくりを防いでいるんですね!
こうしたことを知ると今までなんとなく歩いていた町でも
「駅の周りは店舗が多いから商業系の地域なのかな?」
「確かに住宅街に大きい工場って無いな~」など新たな発見があって楽しいです!
他にもこのお仕事をして初めて知った建築の専門用語をご紹介していきますので
建築や設計に触れたことのない方に「そうなんだ!知らなかった!」と楽しんでいただいたり
興味を持っていただくきっかけになればとても嬉しいです!
またお読みいただけると幸いです。よろしくお願いします!
投稿日: 2021年03月19日
滝谷駅前住宅でも採用している屋上テラスですが、
ここ最近になって増えてきていますが、
これまで木造住宅の屋上利用はあまり多くはありませんでした。
大きく理由は防水面とコスト面です。
まず防水面については、
木造住宅の防水でよく使われるFRP防水やウレタン防水は軽量でシームレスに仕上げることが出来る塗膜防水ですが、
伸縮性に乏しく、面積の狭いバルコニーには適していますが、
屋上のように広い面積では木造住宅の挙動についていけず破れてしまう為不向きです。
それに対し、我社で採用しているスカイプロムナードの金属防水工法は、
亜鉛メッキ鋼板やステンレス鋼板を用い、特殊加工をして防水層を形成し、軽くて強靭で
耐水性、耐候性、耐食性に優れメンテナンスフリーで不燃性、屋上緑化にも対応できる仕様になっています。
地震が起こってもジョイント部分が揺れを吸収するオープンジョイント工法を採用して
仮に地震が起こってもジョイント部分が揺れを吸収するため、防水層への影響が最小限にし、
ジョイント部分から浸水しても排水経路を通って外部に排出されるようになっています。
参照
https://www.eijyu.co.jp/bousui/taikyu.html
さらにスカイプロムナードは、先日ブログで紹介させて頂いた住宅瑕疵担保責任保険に加え
10年・30年保証が付いており、またシート防水や塗膜防水等他の防水とは異なり、
通常の水周りの手入れ(表面や排水口のお掃除)だけで塗り替え等のメンテナンスが不要です。
参照
https://www.eijyu.co.jp/bousui/taiyou-nensu.html
コスト面については、普通の屋根よりはコストは掛かりますが、
アドハウス住宅販売では建物全体の価格でトータル金額として判断頂く事になるかと思いますが、
色々な無駄等を見直してコストダウンを図り、建物全体価格として決して高いと
感じることが無いような価格設定になるように努力しています。
また注文住宅の場合でも、トータルコストのバランスとしてコスト高を吸収できるようなご提案を
させて頂く事が可能なコスト高の範囲であろうかと思っています。
それと上記したメンテナンスにかかるランニングコストが掛からない分、
後々の負担が少なく済むのも他の工法と比べメリットかと思います。