建築とことわざ

投稿日: 2021年04月21日

設計業務未経験から入社した私が建築用語をご紹介するブログです!
第3回では今までよりさらに身近なもののお話です。
それは…ことわざ!実はことわざには建築用語が含まれているものがいくつかあるんです!
使われている建築用語の意味が、どのようにことわざとして使われているのか見ていきましょう!

例えば「釘を刺す」ということわざについてです。

古い木造建築の工法で木材に穴を開けはめ込む工法が用いられていたのですが、
それだけでは不安なので建物が崩れないように、はめ込んだ後さらに釘を打ち込むようになりました。
そこから転じて「間違いのないように念を押す」という意味となりました。

他にも「豆腐にかすがい」ということわざを聞いたことはないでしょうか?

二つの木材を繋げるために打ち込む鎹(かすがい)という
コの字型の接合金物があるのですが、
普通は堅い木材に使う金物を柔らかい豆腐に打ち込んでも意味がないですよね…
打ち込んだ感覚が無い…ような。
そこで「手ごたえがない」という意味で使われる言い回しとなったのです。

今回ご紹介した建築用語を含むことわざはほんの一部ですが

もしかしたらこの中に知らず知らずのうちに使っていたことわざが
あった方もいらっしゃるかもしれません!
暮らしや生活と切り離せない“建築”だからこそ
時代にかかわらずことわざとして使い続けられているのかもしれませんね。