投稿日: 2022年08月09日
設計業務未経験から入社した私が建築用語をご紹介するブログです!
第12回では真壁と大壁についてご紹介していきます。
漢字からはどんな壁かあまりイメージが湧きませんね…
ではそれぞれの特徴を説明していきます。
まず真壁ですが、壁の表面に柱や梁が見えているのが最大の特徴です。
和室などでよく用いられているのでそういえば見たことある!と思われたかもしれません。
木目が見えてくることで部屋のアクセントになることから現在も好まれている壁の造りです。
また、柱や梁が表に出ているため調湿効果があるところもメリットと言えるでしょう。
気密性を高めやすく、断熱性能に優れていることと
施工が容易で短期間で済むことから現在は大壁が主流です。
見た目としてはクロスだけが見えてくるため
洋室などスッキリと仕上げたい場合によく用いられています。
大きな違いは柱や梁が見えているかどうか?という点です。