投稿日: 2023年03月28日
設計業務未経験から入社した私が建築についてご紹介するブログです!
第26回では尺貫法についてお話しします。
長さを表す単位としてはメートル法の㎝やmがありますが
建築業界では、昔から日本で使われている
尺貫法の寸や尺、間という単位を現役で使います。
普段の生活にあまり馴染みのない単位なので「3尺の~」などと言われても
パッとどれぐらいの大きさなのか想像がつかないかもしれません。
ではそれぞれの単位がメートル法ではどれぐらいになるのかについて
説明していきます。
まず寸とはどれぐらいかというと
1寸=約3.03㎝です。
なので〇寸と言われたら、その数字を3倍した㎝かな~と思えば
大体の大きさがイメージできます。
次に尺とはどれぐらいかというと
1尺=約30.3㎝です。
〇尺と言われたら30㎝物差しを〇本分…
と考えるとイメージしやすいでしょうか?
最後に間とはどれぐらいかというと
1間=1.818mです。
少しややこしい数字のように見えますが
上記で紹介した尺で言うと丁度6尺に相当します。
6尺=1間という関係ですね。
物でイメージするなら、畳の長手方向が1間です。
(また、畳の短手方向は半間といいます。)
これらのイメージが掴めるようになると
家づくりなどの場面で役に立つかと思います!