投稿日: 2021年01月22日
住宅の基礎の役割としては、
・建物の荷重や外力(地震や風)などをバランス良く地盤に伝える。
・地面の湿気から建物を守る。
ということが挙げられます。
今回、採用しているのはベタ基礎と呼ばれる床下全体にコンクリートを打って作る基礎です。
建物の荷重などの力が面として伝わる為、地盤への負荷が分散され不動沈下が起こりにくく、
またコンクリートで床下を覆っている為、
シロアリの侵入も防ぐことができ、地面からの湿気も入りにくいメリットがあります。
工程はまず基礎の形に合わせて地面を掘り、砕石を敷き、転圧して地盤を固めます。
地面から基礎に湿気が流入しないように防湿シートを敷き込み
墨出しや型枠の固定の作業をし易くするための均しコンクリートを打設します。
ここまでが配筋、コンクリート打設等の本格的な基礎工事の準備段階の地業工事になります。
投稿日: 2021年01月15日
2020年12月23日に公布された「押印を求める手続の見直しのための国土交通省関係省令の一部を改正する省令」により、
建築基準法施行規則等が改正され、建築確認申請書類について押印不要で手続きができることになりました。
確認申請以外の申請及び届出に関しては押印不要かどうか都度確認は必要ですが、
これまで、図面一枚、一枚に設計者印を押していたので手間がかなり少なくなり助かります。
脱ハンコの話題が出てから、こんなに早く改正されるとは思ってもいなかったので驚きです。
委任状への押印も不要になるのは更に驚きです。
(尚、構造計算安全証明書については今回の改正対象外のため、引き続き押印が必要です)
投稿日: 2021年01月08日
現在、富田林市須賀3丁目において、住宅販売用の2階建て 戸建て住宅を新築中です。
それに伴い、そちらの建築工程を順に紹介していきます。
今回は地盤改良について
土地に家を建てる前に家の重量を支えるだけの力があるかどうかを地盤調査に依って調べます。
地盤調査の結果、地盤改良が必要となった場合、
調査結果や敷地周辺状況等により、地盤改良方法を選択します。
今回は軟弱な地盤が地表面から1.5~1.75mと浅く、それ以深はしっかりとした地盤であった為、
軟弱な地盤の範囲があまり深くない(GL-2mまで)場合に採用され、
バックホーを使用する為狭小地でも施工でき、短工期で施工が簡単、効率的で費用が抑えることができる
表層改良としました。
施工方法は、建物下1~2m程度まで掘り起こしてセメント固化材を均一に混ぜ合わせて締め固めることで
地盤を強固にします。
施工後は再度、地盤調査を行い、所定の強度が出ていることを確認します。
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