投稿日: 2022年12月08日
設計業務未経験から入社した私が建築についてご紹介するブログです!
第19回では給水配管についてご紹介します。
給水・給湯の工法に種類があるというのはご存知でしょうか?
代表的な工法として先分岐工法とさや管ヘッダー工法というものがあります。
給水管を必要な箇所に応じて分岐するのが特徴です。
画像のように、給湯器から一番遠い設備まで
配管を伸ばし、途中でジョイントを使い分岐させることによって
配管の本数が少なく済み、コストが安く済みます。
デメリットを挙げると、複数同時使用による水量の変化が大きいことや
ジョイント部分からの漏水の恐れがあるという点です。
画像のようにヘッダーを起点としてさや管(合成樹脂管)を
各設備まで接続するのが特徴です。
各設備ごとに配管が分かれているため、
配管にトラブルが生じた際に原因を突き止めることや交換が容易にできます。
また、複数同時使用による水量の変化も小さく済みます。
デメリットを挙げると、配管の本数が増えることによるコストの増加があります。
給水・給湯の工法を決めるときの参考になれば幸いです。
投稿日: 2022年12月01日
道路(公道)を通行以外で使用する場合には許可申請をしなければいけません。
一時的に工事や作業、祭礼行事やロケをする場合は警察署長の許可を得なければいけません
これを道路使用許可といいます。
管轄の警察署に申請して安全対策や迂回路等の確保等の計画を提出し許可を受けます。
申請1回ごとに必要な手数料が掛かります。
それに対し、
道路上やその上空、道路の地下に一定の施設を設置して、継続して道路を使用する
看板や日よけ等は道路を管理する土木事務所等の許可を得なければいけません。
これを道路占有許可といいます。
占用の許可基準がそれぞれの自治体で条例が定められているので
確認が必要です。
道路占用料が発生し占用するものの種類や大きさによって金額が変わります。
看板等占有が発生する工事を行う場合は、
道路占有許可と道路使用許可の両方が必要になります。
通常は先に道路占有許可をとり、その許可証を添付して道路使用許可の申請を行います。
これら許可を受けずに行うと罰則規定もありますので看板等設置基準等の計画から
施工方法等の工事内容も精通している計事務所等にご相談されるのをお勧めします。
投稿日: 2022年11月25日
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第18回では住宅の気密性についてご紹介します。
例えば気密性が低い住宅だと隙間から外気が入ってくることで
暖房をつけているのに足元だけ寒いなんてことが起きますが
気密性の高い住宅では隙間風が入って来ず、
せっかく暖めた空気が逃げていくということも起きないため
快適な温度を保てます。
しかしここまで読んで「気密性を高めて空気の出入りが少なくなるということは、
息が詰まる家になってしまうんじゃないか?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
確かに隙間をできるだけ小さくしているので空気がこもりやすくなる傾向にありますが
設置が義務付けられている24時間換気システムで計画的に空気を入れ替えることにより
そういった心配もいりません!
最近外が寒くなってきましたが、自宅にいるときは暖かくストレスなく暮らしたいですよね。
それには住宅の気密性を高めることが重要となってきます。
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